勧誘

空手道場という組織限らず、習い事その他一般に「営業」をしていかなければ組織は維持してゆけない。
もちろん、「営業」とは、言い換えれば、勧誘、奨励などの「お誘い」である。
ある程度の人数がいて、その人数が未来永劫に向かって維持されるのであれば、会員数よりも継続率を重んじている私としては営業は不要である。
しかし、そうは言っていられない、そして、空手という格闘技という側面からは多様な稽古相手というのは必要である。
もちろん、一般男子だけでなく、私が考えるところでは、人が違えばだれでも良い。
さて、その「お誘い」。
これを言うほど、照れ臭いことはない。
30代で、組織を開設し始めたころは遠回しに言っては見たこともある。
いまでも、こういっては失礼だが、当然誘ってもその気にならない人には冗談で「お誘い」を投げかけたことはある。
しかし、ある程度、本気の「お誘い」は、まず、言わない。
「空手やりませんか?」
というのだろうか。
これはどう考えても、「ない」。
ちなみに、空手、フルコンタクトカラテ、格闘技である以上、世間一般からは
(そんな、何の得にもならないこと、危険で、きつくて、怖くて、過酷のK地獄、なぜ?)
と思われてるくらいがちょうどよい。
間違っても、
「こんな楽しいこと、なぜ、やらないんですか?」
そのようなことは口が裂けても言えない。
ただ、これにはいいこともあって、
誘ったがために入会した人というのは、動機が誘われたから入会した、というのであるのかそれ以上でもそれ以下でもないのか、簡単に辞めていく。
もちろん、きっかけは「お誘い」だったのに、いまでは、、!という事例もなくはない。
それより、私のことを
(なんか、そっけないな、なんで勧誘しないのだろう、この人)
と思われても、入会した人の方が継続率も高い。
人間、承認欲求というか、やはり、その気があれば、少なくとも誘われて悪い気はしないのか。
人数よりも、継続率を重んじている私だからかもしれないが。
もちろん、来る者は拒まず、去るものは追わず、なので。
門の内側でお待ちしております。
※なぜここだけ、敬体?